私は貧乏性です。正式には、偏屈なケチです。
知り合いや家族にこの話を聞かれたら、鼻でフン!は必至です。
自分のドジさ加減にあきれて思い出しても恥ずかしい。
筆者のGamaです。
ドジすぎて、「我ながら恥ずかしい」という思いを久々に味わいました。
先日、長崎の佐世保へ数10年ぶりにJRで出かけた時のドジ話を聞いてください。
目次
Googleマップは手間だが役に立つ?
私は、福岡県在住で長崎・佐世保へは、ちょくちょく行っているけど、いつもは車です。
今回は知人の結婚式のため、お酒とプチ旅行を楽しむためにJRを利用。
車窓を楽しみ、結婚式では遠慮なく、ガバガバお酒を飲むぞ!
と、あさまししい魂胆で特急ハウステンボス・みどり号に乗り込みます。
式場の名前は、「ハーバーテラス迎賓館」名前から言って、港の近くで立派な建物に違いない。
念のためGoogle mapを開き、位置を確認。
お~駅の真裏だ!、これなら歩いて行けそうだ。
位置も確認し、安心した私は、佐世保に列車できたのは、もう30年近く前だったな!
などと感慨にふけりながら、招待状をよく見てみると、列車の到着時間と受付の締め切りがジャスト同じ時刻。
あちゃ~間に合わねぇ~! ここから、慌て者の私はうろたえた。
歩きが基本、タクシーNGの信念が崩れた
佐世保駅到着。 昔と全然違うな! 感心しながら、出口を探してうろうろ。
見つけた港口へ一目散。
駅裏の大通りの先はすぐに港広場。
見える建物は、港の広場を囲むように立っていて、駅から結婚式場らしき建物は見えない。
仕方なく、大通りに沿って歩いて行けども、案内図も看板も見えず。
時計を見ると、既に受付時間を過ぎているじゃないですかぁ~~~~!!
泡を食い、走って駅にまっしぐら。
これ以上遅れるわけにはいかずと信念を曲げ、駅前のタクシー乗り場へ。
案内係の人がいたので、ハーバーテラスに行きたいのですがと声掛け。
すると、手を横に振りながら、タクシーに乗るような仕草をするじゃありませんか。
促されるまま、タクシーに乗り込み、行先を運転手さんに告げる。
すると、運転者さんは何の躊躇もなく、タクシーをスタートさせます。
ハラハラドキドキの展開 気になる結末は?
時計を見ながらハラハラの私。
駅前の国道を港と反対方向へ走っているように感じて、一抹の不安を覚えていると
大きな交差点で右折した先は、確か駅裏に通じる大通り。
いや~な予感が当たって、タクシーが止まったのが、なんと、佐世保駅の港口。
運転手さんはなに食わぬ顔で料金を受け取るとサッサと発車。
口をアングリさせながら、今度は港広場の中を歩いていくと、式場の看板を発見。
つまり、広場を囲むように立っていた大きな建物の中に迎賓館があったということです。
入り口も看板もすべて、港広場にあり、大通り側はなに一つ目印もない状況。
だから、最初は、大通りに面した建物のお尻側に沿って歩いて探した訳です。
受付を終わり、ホット一息ついていると、地元の知人が遅れて到着。
タクシー事件を話すと、知人は一瞬なんでぇ~!というあきれ顔をした後、そのタクシーは佐世保の恥だと怒り出しましたが、たぶんその言葉は、私に気を使ってのことでしょう。
ドジな話は恥ずかしいが良い思い出話ができました。
【教訓】 Google Mapを見る時は、到着するまでの時間も確認しましょう。
観光地でタクシーに乗る時は、案内所で聞いてから乗るようにしましょう。
目的地で約束時間が決まっている場合、時間に余裕を見て、出かけましょう。
自戒と反省を込めた、恥ずかしながらのアドバイスです。
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プチ旅行は列車に限るという楽しい話
もともと、このブログは長崎・佐世保へは、列車で行ったほうが良いですよ。
と紹介するプチ旅行記のつもりでした。
でも、書き始めてみると面白くない。
自分で書いて面白くないのだから、訪問者の皆さんが面白いわけがない。
ということで、前章のドジ話を先にご紹介した訳です。
本当は、この章がメインのはずだったのです。
(そんなこと知るか! お怒りはごもっともですが、真面目に書きますので、この章もお読みください。お願いします。)
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長崎・佐世保は、キリスト教史跡が世界遺産登録されることが決まり、JRは観光客で一杯だろうと混雑覚悟で、特急「ハウステンボス・みどり号」に乗り込みました。
途中、車掌さんが改札にして、どちらに行かれますかと聞いてきます。
一瞬、「何を言ってるんだこの車掌は」と思いましたが、次の言葉で納得。
この〇号車はハウステンボス号で、佐世保へは、みどり号に乗り換えてください。
キョトンと不思議そうにしたのが恥ずかしい。
車掌さんが気づいてないことを祈りました。
佐世保駅が最西端とは知らなかった
列車で佐世保に来たのは、20数年前、確かあの時も結婚式だったと記憶があります。
木造の駅舎がさびれた雰囲気を醸し出し、レトロ感満載の駅でした。
ところが、それがどうでしょう。
駅舎はもちろん、駅前広もキレイに広々と整理され、昔の面影は全くありません。
しかも正面入り口には堂々とした看板が鎮座。
モダンな駅舎に若干の違和感もあるが、まぁ~、いっか!
JR九州は商売上手? なぜか西郷どんが佐世保に
正面入り口から港口へ向かいメイン通路の両端に西郷どんの似顔絵がズラー。
あれっ、 西郷隆盛は佐世保と縁があったかいな?
と思ってしまうほど、不思議感一杯。
なんてことはない。
JR九州の周遊券・回数券の宣伝用でした。
「やるな、JR九州」 商魂たくましい!
車窓で見かけた不思議な看板
有田陶器市で有名な佐賀県有田市。
長崎が世界遺産登録で沸き返っているだろうと思っていたが、佐賀もたくましい。
日本遺産登録かと思いきや、よっく見ると認定となっています。
世界遺産登録と日本遺産認定でガッチリ観光客を呼び込もう。
お見事な仕掛けでした。
まとめ 最後に貴方に伝えたいこと
列車での旅行は楽しい!
だけど、落とし穴も一杯あるぞ。
忠告
飲みすぎない!
タクシー・バスに乗る時は、行先をちゃんと確認する!
下手なケチリはしない!
終わり