藍ちゃんの引退表明が引き起こした大フィーバー。
国内の最終試合になるかも？
ということで、最後の雄姿を見ようと大ギャラリーが押し寄せ、
最終日は９０００人強、四日間で３４，０００人強と
大会新記録の観客を動員。
優勝はできずとも、観客を魅了した笑顔で有終の美を飾り、
改めて、藍ちゃん人気の高さを思い知らされました。
藍ちゃんが渡米後、若干低迷していた女子ゴルフも、
数年前から、
韓流ゴルファーの活躍で活況を誇っていたけれど、
やはり藍ちゃんの人気には他の選手が束になっても勝てないのが
はっきりしました。
ここ数年、藍ちゃんのアメリカでの成績が振るわなかったことと、
韓流ゴルファーの人気や若手の台頭もあり、藍ちゃんの記事が少なくなり、
注目度が落ちていたように感じ、寂しい思いをしていた筆者。
引退表明というかたちでの大フィーバーは嬉しさと寂しさが
入り混じった複雑な気持ち。
ホールアウト後、藍ちゃんが泣けば、かならず、もらい泣きすると
インタビューは見ない様に思っていましたが、
始まると、涙もなくしっかり笑顔で受け答えしていて、
これなら大丈夫と思っていたら、
まさかのインタビュアーの涙声。
ホールアウト後のインタビューでのアナウンサーと藍ちゃんのやり取りが、
ほのぼのとした気持ちで、ウルウルしてしまいました。
藍ちゃんの人気のすごいところは、
世の男性ゴルファーだけでなく、ジュニアーからシニア、
男女、年齢、プロアマ、すべてと言ってよいほど、
みんなから愛されていることですね。
あらためて実感しました。
アメリカに行って、最後の力を振り絞り、納得のいくゴルフを
存分にやりとげた上で、日本に帰ってきてください。
そして、今後低迷が心配される日本ゴルフ界のために
力を尽くしてくれることを願っています。
まるで日本ゴルフ業界の代表みたいな記事になりましたが、
藍ちゃんの出現で助けられた、ゴルフ関係者の切なる願いでした。
藍ちゃん関連記事はここまでとして。
■ 女子ゴルフ待望の若手日本選手が台頭
サントリーレディースは、やはりというか、実力通り、
キムハヌル選手が優勝。
それでも、２位に堀琴音選手が入り、実力がついてきたことを
証明しました。
１７番でキムハヌル選手がスーパーショットを放ち、
バーディー確実な状態。
万事休す。 勝負あった。
ＴＶを消して、出かける用意をしていると、
なんと琴音選手。
長いバーディーパットを放り込んだ。
思わずでたガッツポーズ。
最終日、勝負弱さに泣いてきた琴音選手が
たくましくなり、、初優勝も手に届くところまで来たな！
と感じています。
そしてもう一人、覚醒したかと感じたのは
辻梨恵選手。
スタートホールでバーディー発進、これはひょっとするとと
期待していると、残念ながらスコアを落とし、４位タイに
なってしまったけど、初日のロケットスタートで
一皮むけたように見ていました。
辻梨恵選手は、渡辺綾香選手と同級生で共に大型選手として
活躍が期待されていた選手でしたが、なかなか、活躍するまでには
至らず、あまり注目もされなくなっていました。
それが、サントリーレディースの初日、６６のビッグスコア。。
ひさびさに見ると、飛距離が伸びているではありませんか。
小技もパットも断然うまくなっています。
これは、良いコーチに出会って、良い練習を積んだ結果なんだろうと
一人納得。
上背もあり、飛距離も伸びてくれば、渡辺彩香より活躍するかも？
と期待しています。
ほかにも、山城奈々、岡山絵里、武尾咲希選手など、新しい若手が
颯爽とグリーンにあらわれてきています。
抜群の人気と強さを誇ってツアーを牽引してきたイボミ選手や申ジエ選手が、
今シーズンは低迷気味。
キムハヌル選手の強さは光るものの、日本の若手も伸びてきた。
非常に楽しみな展開になってきたと一人、ほくそ笑んでいます。
■ まとめ
女子ゴルフトーナメントは百花繚乱。
タイトルの通り、技術もファッションでも、女子ゴルフは華がある。
サントリーレディースで若手の活躍が目立ったのは、
みんな宮里藍ちゃんを目標としたから。
琴音選手も藍チルドレンを公言。
勝みなみちゃんは号泣。
藍ちゃんの背中を見て追いかけてきたジュニア選手たちが、
ちょうど今、旬のときを迎えようとしています。
その時期が藍ちゃんの引退と重なったということだろう。
と納得したところで引退を惜しみつつ、
本日はお終いです。
