国民栄誉賞。伊調さんと王会長は似ている

オリンピックが終わってロス状態が続いておりますが、
伊調馨選手に国民栄誉賞授与！ 記事が紙面をにぎわせています。
まだ、これから有識者と検討するとの報道内容ですが、
色々な意見が出ていましたね。
伊調選手が授与されることについての異論はほとんどありませんが
1　吉田沙保里選手と一緒に3連覇の時が良かった
2　柔道の野村忠宏選手にも送るべきだ
3　体操の内村航平選手にも送るべきだ
4　政権の話題つくりだ
おおむね、このような意見が多かったようです。
私も、国民栄誉賞については、時の政府が世の中に明るい話題を
提供した、功労者や団体に贈るもので、明確な授与基準が
ないなと感じていました。
ここ数回は、ナデシコジャパンや、長嶋・松井師弟同時授与など
時期や人選に？マークを感じることもありました。
長嶋茂氏の授与は、遅きに失した感を覚えましたし、
松井選手と一緒というのも、何か違和感を感じています。
何故なら、長嶋選手は我々世代のヒーローだからです。
私は、子供の時から、、アンチジャイアンツでしたが、
長嶋選手だけは、別です。
今でこそ、ソフトバンクホークスの大ファンで王会長の
大ファンでもあります。
しかし、長嶋ファンでアンチ巨人の時代では、王貞治選手は、
長嶋選手の影を薄くする存在の様に感じていました。
（何か、屈折したファン心理で、その感情を表すのは、むつかしいでですが。）
話を戻すと、伊調選手と吉田選手の関係とＯＮの関係が類似しているように
感じています。
明るい性格で常に華やかな話題を提供する吉田選手は、長嶋選手に重なり、
地味にコツコツと努力を重ね、前人未到の記録をつくった、伊調選手は、
王会長に重なります。
伊調選手がインタビューの中で、「吉田沙保里選手が、前面にいてくれたおかげで
自分は、練習に没頭できた。沙保里さんに負担をかけたかなと思い、感謝している」
とコメントしています。
このコメントは、伊調選手の人となりをよく表しており、感銘を受けました。
色々な意見がありますが、ここは、伊調選手の偉業に対する、
敬意と感謝を込めて、早期の国民栄誉賞授予を期待します。