SBホークスが、19日と20日のメットライフドームでのライオンズ3連戦で
勝敗を分けたのは相性であることを証明しました。
まず、19日の試合。
ホークスの先発はバンデン。
--- ここまで4勝、白星が計算できる右の剛腕 ---
対するライオンズは、菊池雄星。
--- こちらも4勝で圧巻の防御率1.24(19日時点)を誇るサウスポー ーーー
予想にたがわぬ白熱の投手戦。
制したのは、やっぱりホークス。
なぜやっぱり? と思われた方。
なんと、菊池投手はプロ8年間でホークス戦、勝ち星ゼロで
この敗戦で10連敗。
よっぽど、ホークスが嫌いなんでしょうね。
試合を振り返ると、ホークスファンにとっては、
見ごたえのある理想的な展開でした。
まずは、ギータ柳田が守備で見せてくれました。
秋山のホームラン性の打球をフェンスにのぼりながらの
スパイダーマンキャッチ。
ファンのボルテージは一気に上がり、
バンデンはホッと一息。
攻撃では、マッチ松田が点火。
1-1で迎えた7回がクライマックスとなる場面、
モッカ売り出し中の51番上林が値千金の勝ち越し打。
ショー岩嵜とサファテできっちり、逃げ切り勝利。
おまけは、いいバイ!デスパの珍プレイまで見れた。
(今年の珍プレイショー候補間違いなし)
ネットでホークスファンは、各シーンの記事に賞賛や祝福のコメントを書き込み。
「失点1で負けはつらいよな、雄星!」
とライオンズファは、慰めの書き込みが多数とこちらでも
明暗を分けていました。
これは、単に菊池雄星がホークスに精神的圧迫を感じてボールの威力が落ちるのか?
はたまた、ホークスナインが雄星を見下して、心理的優位に立っているためか?
ニュースでは、いろんな憶測記事が出て、賑わっていました。
ここまでは、ホークスファンがニンマリ、ニヤニヤ。
これが翌日20日になると一変。
■ 中田は西武ドームに嫌われている?Wの鬼門。
中田は、所沢に行くと人が変わるようだ。
メットライフドームに名称が変わっても、
西武ドームとの相性は最悪。
中田は、ここまで、3連勝とファンの心配を吹き飛ばす活躍を
みせ、満を持しての登板。
3回でまさかの7失点。
「おーいおい!中田よ、何やってんだよ。
前の試合の投げっぷりはどこ行った?」
とファンの悲鳴がきこえる。
中田は、前回4月の西武ドームでも、3回5失点でKOされていて、
ここまで今季2戦2敗。
まさかの防御率 20.25 ギョギョ!(さかなクンもびっくり)
SB移籍後、4年間で1勝5敗、防御率8.81 これまたヒドイ。
中田と所沢は最悪の相性なんでしょう。
前日は、埼玉出身の上林が地元ファンの前で殊勲打を放ち、面目躍如。
西武ドームに立ち寄った野球の神様が中田の登板となると、
いじわるをするのかなぁ~!と思ってしまうほど、
ヒドイ中田の数字。
もう一つホークスに立ちはだかる鬼門。
それは、土曜日のゲーム。
今季土曜日はここまで5連敗。
曜日別勝率も2割8分と
まさにホークスにとって「暗黒の土曜日」。
その暗黒の土曜日にこれまた、西武ドームに嫌われているだろう
中田を先発させた首脳陣。
敗因は、首脳陣にあると思うのは筆者だけか?
■まとめ
ライオンズ2連戦が証明した相性の大切さ。
他のスポーツでも、例えば、ジャンプの高梨沙羅選手。
あれほど、無敵を誇っていても、地元札幌でのW杯では無勝利が続き、
本人もジャンプ台との相性が悪いのかなとコメントしています。
どんなに調子が良いとき悪いとき、何かがきっかけで良くなったり、
悪くなったりするのが、普通に起きています。
それを人は相性というのでしょう。
スポーツだけに限らず、相性を重視するのは大事なことでしょう。
工藤監督!
お願いですから、相性をよく見て、采配を振るってくださいよ。
とお願いしたところで、お終いです。
アスリートにこちらが人気。