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バドミントン世界選手権でメダル6個と大躍進/陰で風化する再春館パワハラ問題

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エンジョイ!バドミントン

中国・南京で開催されたバドミントン世界選手権2018で日本勢がメダル6個獲得と大躍進。

いまや、東京オリンピックでメダル候補の最右翼と期待と注目度がウナギのぼりです。

そんなお祝いムードの中、惜しくも女子ダブルスで銀メダルとなったフクヒロペア(福島由紀・廣田彩花組)をみると、数か月前まで騒がれていた、再春館バドミントンのパワハラと熊本バドミントン協会の告発状問題が思い出されてしまいます。

 

くしくも今は、日本ボクシング連盟の告発状問題がクローズアップされていますが、告発の内容が選手への給付金の不正流用やパワハラ疑惑などであり、再春館バドミントン問題と重なる部分が多分にあります。

 

次々に起こるスポーツ界の不祥事も、マスコミの報道がされなくなると、まるで火が消えたみたいに話題に上らなくなり、いつの間にか風化してしまいます。

 

特に今回のバドミントンのように、大きな大会で成果がでるとマスコミや視聴者も祝福ムード一色になり、不祥事の追及や解明がなし崩しになり、うやむやになってしまった事例が数多くありました。

そこで、今回は再春館製薬バドミントン関連の不祥事を風花させないために、筆者が不思議に思っている疑問点や問題点を整理して書いていきます。

 

---誤解のないように書いておきますが、筆者は長年にわたるバドミントンファンです。---

 

 

スポーツ界の不祥事、マスコミ報道を時系列化

右フックでKO!

再春館製薬バドミントン部元監督の今井彰宏氏が、選手への報奨金の一部を自身の口座に振り込ませたという理由で監督を解任され、2018年2月に再春館製薬を退社し、岐阜トリッキーパンダースに移籍した報道が騒動の発端。

その後、4月には再春館製薬から熊本バドミントン協会に今井元監督の金銭不正流用についての告発状が提出され、調査が進められていることが判明。

それに伴い、今井元監督は、「再春館製薬を退社したのは、会社からのパワーハラスメントがあり、うつ病になった」ことが原因と内情を暴露。

これに反応したようにマスコミ各社は、再春館製薬バドミントンの「金銭不正流用」「パワハラ問題」として、一斉に報道合戦を始めた訳です。

 

しかし、その後5月末に「日大アメフト部悪質タックル事件」が表面化すると、連日連夜の
報道が始まり、いつしか、再春館バドミントンに関する報道は激減して行きます。

 

それに拍車をかけるように、7月になると日本ボクシング連盟の告発状問題が表面化し、
以来、世間の注目はボクシング連盟のドタバタ劇に集まっている現状です。

 

その間、わずか、数ヶ月前のバドミントンの疑惑は全くと言ってよいほど、話題に上がることはなくなっていました。

 

それが、日本選手の頑張りにより、注目がバドミントンに集まり、再春館バドミントン問題も再熱するという、なんとも皮肉な結果になっています。

 

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スポーツ界の不祥事のことは、前回の記事、頻発するスポーツ界の不祥事‥‥あきれる。

でも書いていますので、よろしければそちらもお読みください。

 

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再春館問題の疑問点 所属選手の動向

再春館製薬バドミントン部

熊本は元々、バドミントンが盛んな土地柄で有力選手を多く生み出し、県や市町村も選手の強化に積極的に取り組んできた歴史があります。

再春館製薬がバドミントン部を保有することになったのは、熊本に本拠を置いていた実業団の強豪チーム「ルネサスエレクトロニクス」が、経営再建の合理化の一環として、バドミントン部の廃部を決めたことにより、存続を願う県からの要請でチームを引き継いだため。

 

当時、ルネサスには有力選手が多数在籍。

女子ダブルスで2012年ロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希、垣岩令佳組。
2008年北京五輪女子ダブルス4位の末綱聡子と前田美順。
後の2015年世界選手権で銅メダルの福万尚子、与猶くるみ組。

そして監督だったのが、今回の騒動の当事者今井彰宏氏。

 

藤井瑞希選手は、ドイツリーグへ参戦のため一旦退社、その後再春館へ復帰。
福万、与猶組は、2017年8月にヨネックスへ移籍。

 

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分からない複雑な師弟関係

ルネサスの選手・スタッフを引き継いだ再春館製薬は、その後、シングルの山口茜の加入やフクヒロペアの台頭があり、国内有数の強豪チームへと成長。

 

その成長は、今井元監督の指導力の賜物であることは明白でしょう。

なぜなら、2月に今井元監督が再春館を退社したのち、あとを追うように、3月からの2ヶ月間で再春館から6名もが退社。

3月には、吉富桂子コーチ、スタッフの前田美順さん、若手の今井莉子選手。
そして、4月末には、今井元監督を慕っていた、末綱聡子コーチとフクヒロペアが後を追う。

 

フクヒロペアの移籍事情

銀メダル獲得!

吉富コーチ、末綱・前田組は、ルネサスからの移籍組で、今井元監督とは長年の師弟関係。

だから、今井元監督の退任に伴い、退社したのはある意味、潔しとも思えます。

しかし、フクヒロペアの二人は、ともに熊本県の出身で地元で育った選手。

退社に際して、会社や親族・関係者からの慰留にも関わらず、今井元監督が移籍した”岐阜トリッキーパンダース”へと、あとを追いました。

 

二人が、再春館や地元に感謝しつつ、退社したということは、これから自分たちが
強くなっていくためには、今井氏の指導が必要だと思ったからでしょう。

それだけ、今井氏の指導力や人がらが選手やスタッフに支持されていたという証です。

移籍問題の騒動がありながら、2018世界選手権で銀メダル獲得は、フクヒロペアの判断が

正しかったことの証明という気がしますが、皆さん如何ですか?

 

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山口茜選手の去就、今井氏との関係

躍動する!

山口茜選手は、中学・高校時代から活躍し、昨年は世界ランク1位になるほど、大きく成長。いまや、女子シングルで東京オリンピックのメダル候補にあげられる実力者です。

そんな山口茜選手は福井県の勝山高校の出身。

2016年再春館製薬入社時の監督だったのは、同じく勝山高校の先輩である今井氏。

 

”山口選手が再春館に来てくれたのは、今井監督の引きがあったから”

と地元関係者やバドミントンに詳しい人は、大半がそう思っていたはずです。

そんな先輩・後輩、指導者・選手という近しい関係にあった二人だから、今井氏が退社した後、山口選手も後を追って退社するのでは、と思った方も多かったのではないでしょうか?

 

しかし、山口選手は、5月に退社する仲間への思いを聞かれ、

「私の口からは何も言えないですけど、個人的には何も変わらずという感じです」

と話しつつ、寂しさもあると答えたと報道されていました。

 

そして、今回の世界選手権銅メダル獲得で、移籍の意思はなく、再春館製薬所属で東京オリンピックのメダルを目指すと覚悟が見て取れます。

 

まとめ

筆者は、当初、今井元監督が岐阜トリッキーパンダースへ移籍後、再春館製薬が熊本バドミントン協会へ、今井元監督の報奨金振込疑惑で告発状を提出したという報道を見た時、一方的に今井氏に非があると思っていました。

しかし、フクヒロペアが今井氏を追って岐阜トリッキーパンダースへの移籍を希望し、退社の意向であることを知り、今井氏だけに非があると思うのは間違いではと思い始めました。

そして、調べていくうちに、再春館製薬の今井氏へのパワハラ問題や、いまだ調査中として、詳細が公表されない報奨金問題もあり、再春館製薬の管理体制に問題があるように思いを新たにしています。

 

再春館製薬は、企業そのものに良からぬ話が多々あります。

しかし、ことバドミントンに関しては、熊本に根付いたスポーツを支援するという純粋な考えであることは間違いないことです。

 

バドミントンが東京オリンピックのメダル候補として、脚光を浴びる中、再春館製薬バドミントン部が果たすべき役割には大きな期待がかかります。

 

そのためにも、一連の不祥事をうやむやにせず、事実関係を社会に公表して、

スッキリとした体制で東京オリンピックへ臨むように願いながら、本文を終わります。

 

関連する内容は、頻発するスポーツ界の不祥事・・・・あきれる。という記事でも書いていますので、よろしければそちらの記事もお読みください。







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Gama

新しもの好きでなんにでも好奇心旺盛の親父です。 仕事は、健康施設やゴルフ関連、IT関連の企画コンサルなどをしています。 好きなものは、ゴルフ、お酒、ネットサーフィンなど、 野次馬根性だけは、誰にも負けません。

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