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マラソン・ランニングブームは終わった?マラソン文化が定着?/ホントのところはどうなんだ。

更新日:

力走する市民ランナー

開催数 : 2015年 197  2016年 183

この数字をご覧になってピンとこられる方は、かなりコアなマラソンファンでしょう。

この時期は、毎週のようにマラソンや駅伝大会など、ランニングイベントが次つぎに開催されています。

このブログでも、マラソンやランニングについての記事を、いくつか書いていますが、

今回は、現状のランニングブームについて、書いていきます。

 

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ランニングイベントは優良なコンテンツ

テレビ局は、安定的な視聴率を稼ぐ、優良なコンテンツ(番組内容)として、ランニングイベントの中継を行います。

それに伴い、いろんな番組で大会の宣伝を派手に行い、視聴者の関心を引く。

やはり、現在のマラソン・ランニングブームはマスコミの影響が大きく関係しています。

 

空前のランニングブームといわれる中、方や、メディアではランニングブームは終わったなどの記事も度々、目にします。

 

筆者が関連する会社でも、長年、ウオーキング大会を開催していますが、ここ数年、参加者が減ってきていることから、

 

ランニングブームは本当に終わったのか?

そもそも、ランニングはブームだったのか?

 

と疑問に思っていました。

 

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないかと、調べて見たところ、

面白く、興味深い話題が一杯でした。

 

ランニングブームの引き金となった出来事や、これからのイベントのあり方。

この記事を読むことで、

貴方も漠然と不思議に思っていたことが、スッキリすることでしょう。

 

国内のランニングイベントは2000以上

2015年 197回開催されたのは、フルマラソンの数。

全国、津々浦々の市町村で開催されたランニングイベントの数は、2000とも3000ともいわれています。

 

ランニングファンではない方でも、ご自身の町や近隣の町でなにがしかのイベントが開催されているのは、

ご存じでしょう。

 

参照)NHK クローズアップ現代

全国で毎週末のように、何らかのイベントが開催されているため、

 

参加者はいるのかな?

大会は成り立っているのかな?

 

と疑問に思われませんか。

 

筆者の住んでいる地方でも、大きな町、小さな町。

隣の町でも、またその隣の町でも、ほとんどの町でランニングイベントが開催されている状況。

 

おいおい、いくらほかの町でランニングイベントがうまくいったからといって、こんなに頻繁にやって、大会運営はうまくいくのか?

とついついツッコミを入れたくなる状態。

 

2017年11月に放送された、NHKのTV人気番組「クローズアップ現代」でも、

マラソン大会ウォーズ~激化する市民ランナー獲得競争~

と、市民マラソンについて放送されているのを思い出し、再度見て見ると、

マラソン、ランニングブームが抱える問題点や現況が見えてきました。

 

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世界的ブーム、国内のマラソン・ランニングブームは東京マラソンが火付け役!

国内の市民マラソンブームに火をつけたのは、

2007年から開催された「東京マラソン」が引きがねになりました。

 

欧米では、古くから市民マラソンが盛んで、

有名どころでは、

大迫選手が3位入賞

「ボストンマラソン」「ニューヨークシティーマラソン」「シカゴマラソン」

「ホノルルマラソン」「ロンドンマラソン」「ベルリンマラソン」などなど。

たくさんのシティーマラソンが世界各地の主要都市で開催され、

それぞれの大会が世界中から選手や参加者を集める、人気と注目度が高いイベントになっていました。

 

当時の東京都知事は新しもの好きの「石原慎太郎知事」。

東京でもシティーマラソンを開催して、世界中から観光客を呼び込もう!

との発案で、開催が決定。

 

第1回大会は、フルマラソンの参加枠、3万人に対して9万6000人が応募する大人気。

そして、人気は年ごとに高まり、2017年は、3万6,000人の枠に対して、

約36万人の応募が殺到。

東京マラソンは、わずか10年足らずで世界でも、類を見ないマラソンイベントになっています。

そして、東京マラソンの成功を見た、全国の自治体がこぞって、市民マラソン大会を開催したことにより、

ランニングは全国的なブームへと広がりました。

 

マラソン・ランニングがブームになったのは日本人の国民性から

海外から日本に入ってきた製品や文化に手を加え、独自なものとするのは、日本人の最も得意とするところ。

例えば、ラーメンやカステラ、ビールにウイスキー・ワイン。

筆者が好きなもののほとんどが外来品から発展したもの。

漢字や囲碁、山水画や油絵など、文化面でも。

 

そして、日本人の国民性といえば、

勤勉で真面目、温厚な気質。

裏返せば、自己主張が下手で、突出を嫌い横並びに安心する性質。

自分から変革を手掛けるのが苦手な国民性。

横並びで安心する国民性だから、東京マラソンの成功がモデルとなり、

地方都市でも次から次へと連鎖反応的に広がっていったのが、

ブームを生んだ一方の側面。

 

他方。

 

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健康意識の高まりがブームを引き起こした根本の要因

世界中で健康志向が高まり、多くの国でマラソン・ランニングブームが沸き起こっていました。

もちろん、日本でも同様です。

医療介護制度の度重なる制度変更で、

「自分の健康は自分で守る」

という意識が真面目で律儀な国民に浸透。

 

その意識の高まりに乗じたのが、自治体主催の市民マラソンやランニングイベント。

 

イベント開催は、地元市民の健康維持と参加者や観光客の増加で経済効果のアップと

自治体に取って、一石二鳥どころかメリット満載。

 

「うちと同じ規模のあの町でも成功している。」

「だったら、我が町でも成功するだろう」

 

とみるみるうちに全国、市民マラソン大会だらけ。

参照)NHKクローズアップ現代

そして、起こった問題が、NHKTVのクローズアップ現代で指摘された、

マラソンイベントの参加者獲得競争。

 

まとめ

ブームが去ったといわれるマラソン・ランニング。

参照)NHKクローズアップ現代

2007年の国際比較調査では、

マラソン・ランニングは、見るスポーツとして、7.5%の3位。

よくやるスポーツとしては、0..3で19位。

(資料)ISSP「余暇とスポーツについての国際比較調査」

 

それが、2017年総務省のスポーツ白書では、

やりたいスポーツ、やっているスポーツで

1位はウォーキング。

年代別で変動していますが、

ジョギング・ランニングが2位や3位。

と安定的な人気になっています。

 

ジョギングやランニングのやりすぎが、健康障害を引き起こす。

ブームの最中、ジョギング・ランニングで事故が起こるたび、

大きなニュースとなり、シニアの参加率が減っている現象が起こっています。

その現象をとらえて、ランニングブームは終わった。

 

との論評に繋がったのでしょう。

 

しかし、国では、スポーツや観光が地方振興の柱ととらえ、

いろいろな政策で自治体を支援しています。

 

光明をもたらす「マラソンツーリズム」

そこで、全国各地の市民マラソンやランニングイベントが注目しているのが、

「マラソンツーリズム」。

註)マラソンツーリズム:マラソンに参加、見物するための旅行

 

近年、マラソンがブームの中国や台湾から、

日本の市民マラソンに参加するランナーが急増。

中国では、2010年に12だったフルマラソンが

2012年には33。2014年は57と増えて続け、

5年間で15倍にも増加してそうですし、

台湾でもマラソンがブーム。

 

日本の市民マラソンに参加したランナーがSNSで情報を拡散。

 

それを見たランナーが仲間を誘い、また参加する好循環を生んでいます。

 

各地の市民マラソンが生きのこるためには、

日本人の「おもてなしの心」でその地域ならではのサービスを提供する。

 

または、ほかの地域ではやっていない、新しい試みのレースをする。

 

そのお手本となる良い例が、地方の市民マラソンの草分けで人気のあった

鹿児島種子島の「ロケットマラソン」。

参加者の現象で2017年に廃止されて、島は大打撃を受けていたが、

今度は「ロケットライド」という自転車競技のイベントを計画しているそうです。

 

「種子島の資源を有効活用する。」

というタダでは転ばずの精神。

 

全国の市民マラソン主催者の方は、参考にされてはいかがですか。

 

ということで、ランニングはブームではなく、文化として定着しつつある。

 

という結論でお終いです。

 

お読みいただき、有難うございました。







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Gama

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新しもの好きでなんにでも好奇心旺盛の親父です。 仕事は、健康施設やゴルフ関連、IT関連の企画コンサルなどをしています。 好きなものは、ゴルフ、お酒、ネットサーフィンなど、 野次馬根性だけは、誰にも負けません。

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