以前にも、サッカーがつまらなくなったという記事を書いていました。
あらためて見ると、TVの人気バラエティーの影響みたいに書いていて、われながら恥ずかしい内容。
本日の記事こそは、なんで日本のサッカーが面白くなくなったのか?
また、どうすれば、人気復活するか?
そんなまじめな視点でサッカー事情を語ります。
目次
日本サッカーの現在地は?
日本サッカーA代表は、FIFA(国際サッカー連盟)世界ランキングで55位。(2017/11月現在)
1位がドイツで2位がブラジル。
3位がポルトガルで4位がアルゼンチンと続き、
近ごろ、躍進目覚ましいベルギーが5位と大幅ジャンプアップ。
今、世界のサッカー界が注目しているのがFIFAクラブワールドカップ。
下馬評通り、レアルアドリードと南米王者グレミオとの決勝戦。
本田圭佑の所属する北米王者のバチューカは、大番狂わせはできずに3位決定戦へ。
それでも本田はグレミオとの試合で2得点と存在感のアピールに成功。
欧州への移籍を目指しているとしきりに報道されています。
レアルのC・ロナルドがメッシと並び、5回目のバロンドールを獲得。
そんな中、プレミアリーグ、レスターの岡ちゃんこと岡崎慎司選手が2得点の大活躍。
欧州組で唯一といってよいほどの頑張りようです。
いやーあ、やっぱり世界のサッカーは面白い。
で日本のサッカーは、?
東アジアカップは日本代表強化につながるのか?
そんな世界サッカー界の中にあって、日本では男女とも、国内で東アジアカップを開催中。
男子日本A代表は、
既に北朝鮮、中国戦は終了し、ともに勝利を飾り、ほぼ優勝は日本と決まりでしょう。
そして、本日は、最終の対韓国戦。
マスコミは、因縁の対決とあおっていますが、
熱烈なサッカーファン以外は盛り上げりにかけ、一般の人は、あまりTV観戦しないのではと心配です。
4か国(日本、韓国、中国、北朝鮮)が総当たり戦で、既に対北朝鮮、対中国戦は終了。
両試合とも勝ちはしましたが、まあ~ヒドイ試合内容。
特に北朝鮮戦は見ていて腹が立つくらいの酷さでした。
中盤でボールを奪っても、前線に誰もいないため、バックパスの連発。
思わず、「スペースはあいているじゃないか!」
とTVに怒鳴ること数回。
全く、点が入るイメージがわかない試合運び。
最終的にロスタイムで井手口選手が目の覚めるようなミドルシュートを決めてくれ、
薄氷を踏む勝利。
その北朝鮮戦の戦い方を反省したかのように、
対中国戦では前線への早い球出しも見られました。
ただ、いかんせん、相手DFのバックに飛び込む選手がいない。
小林悠選手や倉田選手は足元にボールを呼び込むタイプの選手。
「岡崎、岡ちゃんのようにバックを狙えよ!」
と、この試合でもTVに吠えている自分がいた。
結果は、小林選手とDF昌子源選手のシュートで勝利しましたが、
それにしても得点が遅かった。
おまけに終了間際に不用意な守備で中国に得点を許す。
昌子選手のシュートが決まってなければ、どうなったかわからない。
消化不良でストレスがたまる試合でした。
東アジアカップで日本代表の強化につながるのか?
と益々、サッカー協会の強化方針への疑問が強くなったしまった。
ナデシコジャパンはどうよ?
ナデシコは、決勝で北朝鮮に完敗。
全くといってよいほど、良いところがなく、得点のイメージが湧かない内容。
唯一、岩渕選手のゴールシーンもオフサイドの判定。
パス回しもフィジカル面でも北朝鮮のほうが数段上。
澤選手の引退。
佐々木監督から高倉監督へのチェンジ。
若手を積極的に起用する監督の采配は良しとして、
なんせ選手のフィジカルがか弱い。
北朝鮮の選手とボールの奪い合いバトルをするとことごとく負け。
これじゃー勝てない。
高倉監督、もっとガンガン鍛えて、以前の世界が手本とする
ナデシコジャパンにして欲しい。
と要望を出したところで
つまらなくなった要因をまとめると。
まとめ
以前の記事サッカーがつまらなくなったでも書いているように、
日本のサッカーファンの目が肥えたことが要因でしょう。
世界のサッカーのスピードや迫力あるボールの奪い合い。
若手がどんどん出てくる。
アッと驚くような移籍を行う。
チームの新陳代謝が活発だから、選手も必死。
生きのこりをかけたバトルがあるからこそ、面白い。
それに比べて、Jリーグの代り映えのしない戦い方。
岡崎/岡ちゃんが代表戦に出場しても、レスターでのように活躍できないのは、
岡ちゃんの強みを生かせるパスを出せる選手がいないため。
国内リーグの指導者やサッカー連盟の強化担当は、細かやパス回しを行う
テクニック重視の強化戦略。
そんなことじゃー、屈強な海外選手とは戦えない。
奇抜でもよい、柔軟なアイディアを出せる選手を育てていく方針へ転換すべきです。
中国戦で見せた、昌子源選手の思い切ったミドルシュート。
ここでシュートを打つか!
と思わず、膝を打ち、アッパレ!
あのシュートを打つ発想力こそ、日本サッカー強化のお手本でしょう。
あんなプレーが日本代表戦だけでなく、Jリーグでも当たり前のように出てくると
サッカーも面白くなっていることでしょう。
それは、経営や運営管理でも全く一緒。
今年、Jリーグでお見事アッパレ二つのトピックスを紹介して終わります。
☆ フロンターレ川崎が風呂桶をシャーレにして、
「風呂ンターレ」のシャレがバカ受け。
風呂桶もバカ売れ!
☆ J2/vファーレン長崎、ジャパネット高田社長の地元愛で初のJ1昇格。
ぜーワン(J1)と平戸弁で語るタカタ社長。
ということで、期待をもって韓国戦を見ることにしましょう。
なにか愚痴っぽくなりましたが、お読みいただきありがとうございました。