畑岡奈紗選手が史上最年少の女子プロゴルファーに
なりました。
現役高校生アマチュアゴルファーでプロ登録したのは
、あの宮里藍ちゃんが東北高校3年生18歳で
誕生して以来です。
あの時から、青息吐息だった女子プロトーナメントが
生きを吹き返し、ゴルフ業界そのものが一気に活性化しました。
その藍ちゃんと松山秀樹選手から、お祝いのビデオメッセージが
畑岡選手に届いて、畑岡選手が感激していたと報じられていました。
さすが藍ちゃん、松山選手。
世界に羽ばたいている二人からのお祝いは何事にも
代えがたい、喜びだったでしょう。
畑岡選手にとって。
そんな記事を読んでいるとき、
熊本のローカルゴルフ新聞”ゴルフタイムス”に
8月に開催された「日本ジュニアゴルフ選手権」の結果が
のっていました。
それを見てびっくり。
なぜ、驚いたのか?
その内容は?
ここから本題です。
■女子ジュニアゴルファーの層の厚さは凄い!
日本ジュニアゴルフ選手権2016の15~17歳の部。
優勝者は新垣比奈選手。
沖縄興南高校の3年生です。
比奈ちゃんはプロのトーナメントでちょくちょく、
上位にきていますから、驚きはしません。
なんといっても驚いたのが、
勝みなみ・畑岡奈紗、長野未祈選手など、先ごろ女子トーナメントの
話題をさらった選手の名前がありません。
世界ジュニアに派遣されていた関係もあるのでしょうが、
上位にランクされている選手にプロの試合や
アマチュア選手権で活躍した選手がゴロゴロ。
優勝した新垣選手の他、
2位に高橋彩華さん。
--高橋さんは6月の日本女子アマ選手権で優勝。
2位があの畑岡選手。
日本女子オープンでも最終37位に終わりましたが、
2日目まで、トップ争いをしていたので、
ご記憶の方も多いと思います。--
3位が小祝さくらさん。
--小祝さんは、7月に北海道の日本ハムレディースクラッシックで
最終日まで優勝争いを演じています。
色白で可憐な雰囲気と、母子家庭でゴルフ場で
アルバイトをしながら、ゴルフを続けている。
そのエピソードでファンになったお父さん方も多いでしょう。--
(筆者もその一人。かんけーねぇ~!とお叱りの声)
あと、佐渡山理莉さん
松原由美さん
西村優菜さん
大里桃子さん
田中瑞希さん
そして、山口すず夏さん。
枚挙するのが大変なほどです。
これほどたくさんの有望な女子ジュニアゴルファーがいます。
女子プロもアマチュアの台頭に突き上げられ、
うかうかしてられない状況で大変でしょう。
でも、それが、日本のゴルフを強くする原動力になります。
そして、いつの日か、そんなジュニアゴルファーが
全米女子オープンなどのメジャー制覇を成し遂げる日が来るだろうと
多いに期待で胸が膨らみます。
■まとめ
畑岡奈紗プロがアメリカの予選会出場のため、
日本を旅立ちます。
予選会を通過すると、早速来季から、アメリカを主戦場に
戦うとの報道です。
日本ツアーを経由せずにアメリカツアーで戦ったのは、
宮里美香選手に続いてになります。
日本ツアーのぬるま湯につかることなく、
早くむこうの生活に慣れ、
少しでも早くに活躍できるようにとの思いからの
選択でしょう。
その趣旨は多いに結構。
大賛成!
しかし、国内でも活躍も見てみたい気もする
揺れるファン心理。
まぁ~、世界ジュニア2連覇の畑岡選手なら、
早々に活躍をはじめ、それを手土産に
凱旋帰国してお披露目することを期待しましょう。
それにつけても、寂しい男子ゴルフ界。
ジュニア育成にモット力を入れんかい!
と発破をかけたところで
おしまいです。