本日は、ゴルフ練習場の運営を仕事とする私が体験した
ゴルフ場や練習場での思わぬ事故やトラブルを
ご紹介しようと思います。
まず、
ある程度経験を積まれた中高年ゴルファーの皆さん！
会社の後輩や、ビギナーゴルファーにアドバイスを
されているベテランゴルファーの方、ちょっと耳に痛い話も
出ますけど、必見ですよ。
うちの練習場には、ＪＰＧＡ（日本プロゴルフ協会）のＡ級インストラクターの
ゴルフスクールとスタッフが教える初心者レッスンとの二つのスクールを行っています。
初心者教室は、ベテランスタッフがルールからマナー、グリップやスタンスなど、
全くの初心者を対象としたスクールで会費は無料でおこない、
ある程度になるとプロのスクールへと移行するようにしています。
ーーーゴルフ練習場で煙たがられるお客様とはーーー
これは余談になりますが、初心者の方が、練習場にいかれた際の
マナーなどは、いろいろ紹介されていますので、ここでは割愛して、
練習場サイドから見た、迷惑なお客様の話です。
一位は? それは「教え魔の常連客」です。
練習場には、いろんなお客様が見えます。
特に平日の午前中から午後にかけては、女性のレッスン生が中心です。
その女性や初心者のレッスン生が一人で練習をしていると、
ほぼ、間違いなく、誰それから声を掛けられます。
世間話程度であれば、練習場もお客様同士のコミュニケーションが取れ、
大歓迎なのですが・・・・？
困ったことに、だんだん親しくなると、技術的な
アドバイスを始める方が出てきます。
はじめの内は、初心者の方も遠慮して、聞いてあげていますが、
度重なると、練習場へのクレームになってきます。
我々としてはどちらも、大事なお客様ですから、あまりきつく注意もできませんので、
掲示板に注意事項として、掲載するなど、いろいろ手を尽くしています。
若い女性や、ビギナーさんを見ると、つい、親切心でアドバイスを
送りたくなるのは、私も十分理解できます。
しかし、身も知らないおじさんから、声をかけられ、いろいろ言われるのは、
誰しも、いやですよね！
ここは、ベテランゴルファーの皆さん、
ゴルファーの底辺拡大！ ゴルフ産業の活性化！
若い方をはじめ、新しいゴルファの養成を行っていかないと
ゴルフが衰退してしまいます。
ここは我慢して、暖かく、見守ってください。
お願いいたします！
ーーーー前置きがむちゃくちゃ長くなりましたがーーーー
これは、初心者スクールのインストラクターがラウンドレッスン中に起きた
事故になります。
その日は、近くの提携コースで初心者の初ラウンドレッスン日でした。
通常は、ベテランゴルファーの常連客さんにお願いして、複数員で引率して、
ラウンドしていたのですが、その日は、都合でインストラクターだけで引率して
ラウンドに出かけました。
朝方雨が降り、芝がまだ濡れている状況でした。
初心者の方はどこにボールが飛ぶかわからないうえ、複数です。
インストラクターは生徒が打った球を探すのに、手いっぱいで、
注意力が散漫になったのかもしれませんが、
傾斜地に落ちたボールを探しに行った際、濡れた芝生で滑って
がけ下に転落です。
痛ァ～～～～！
なんと腰の骨が折れていました。
彼は、30年以上、レッスンを行ってきたベテランですし、
コースもいつも回って、どこが危険かも熟知しています。
そんな彼でも、事故にあいました。
そのほかにも、カートでラウンド中、他の人のショットに気を取られ、
カートごと、がけ下の落ちて怪我をする。
これは、よくあります。
初心者を卒業して、ある程度、ゴルフをわかってきてゴルフになじんできたとき。、
油断が生じての事故だと思います。
なには、ともあれ、ゴルフ場でも練習場でも、危険なものはたくさんあります。
気を付けていても、思わぬ事故がいつなんどき、起きるやもしれません。
うちのインストラクターの事故が良い例です。
皆さん、折角の楽しいゴルフで怪我やトラブルに巻き込まれない様に
気を付けましょう！
そのためには、常に周囲に気を配ることと。
ボールだけではなく、同伴者や前後のパーティーなどにも
気を付けて置くことです。
それを行うことが、不慮の事故を防ぐ最善の防衛策です。
次回は、その他ゴルフにまつわるあれこれ話をご紹介しようと思います。
また、お付合いをお願いいたします。
