夏場のゴルフは、中高年者にとって、健康リスクがあることは
ベテランゴルファーであれば、皆さんよく知っていることですよね。
夏場のゴルフでは、熱中症が最も、怖いですから、こまめに水分補給をする。
水分も、水やお茶だけでなく、ミネラルが含まれる、機能性飲料水などを
積極的に取るようする。
これはベテランゴルファーにとって当たり前ですよね?
うちの練習場でも、常連の皆さんはほとんど全員、水筒ご持参です。
一般的な、夏場のゴルフの注意点は、いろいろ、目にすることがあると
思いますので、ここでは、ゴルフ練習場を仕事をする私が経験した、
健康トラブルや事故のいくつかをご紹介します。
心当りのある中高年ゴルファーの方は、是非、読み進めてください。、
ーーーゴルフでも命にかかわる事故があることを知りましたーーー。
ゴルフの魅力にはまり、四六時中ゴルフのこと考えていた若いとき。
ゴルフに行くことが決まると~~~~
雨が降ろうが雪が降ろうが、暑かろうが寒かろうが、全く、関係なく、
ひたすら、ゴルフに行く事のみ考えて、ほかのことはほとんど考える
ことすらしていませんでした。
まるで、遠足前夜の子供状態です。
そんな訳で,ラウンド中に健康上のトラブルが起こり得ることすら
考えてもいませんでした。
そんなゴルフ中毒症状の頭に水をかけられたのが、
友人のお父さんがラウンド中に倒れられ、
搬送された病院でなくなられた事故でした。
勿論、夏場のことです。
この親父さんは、若いとき、私が勤めていた会社のお取引先の社長さんでした。
会社のコンペでは、いつも若造の私が幹事をさせられていて、
コースの予約や景品の手配など、あらゆることを教えていただいた
ゴルフの先生でした。
数年たち、私の腕前が上がるにつれ、
会社のコンペで優勝やベスグロを取り合り程になった際、
これからはお前は俺のライバルだと宣言されたことを思い出します。
まさしく私に取って、友人の父親というより、
私に、ゴルフの楽しさと奥深さを教えてくれた、ゴルフの師匠であり
年の離れたライバルでした。
ーーーその親父さんの倒れた原因は?ーーー
友人の話では、元々、酒好きで、高血圧の持病があったそうで、
一時体調を壊しドクターストップがかかり、ラウンドも控えていたということでした。
その日は、久しぶりのラウンドで、途中気分が悪くなった時、
同伴メンバーの方に、自分は木陰で休んで、調子が良くなったら、
追いかけるから、プレーを続けてくれと言われたそうです。
追いかけてこられないことを心配したメンバーが駆けつけ、
異変に気づき、すぐ救急車を読んだそうですが、
間に合わなかったという事でした。
一代で大手企業を得意先に持つほどの会社にした、
たたき上げの社長でした。
小柄でしたが、いかにも頑健そうで、ゴルフもうまいビールを飲むためと
いうほどののん兵衛でした。
忙しい仕事でストレスがたまり、それを紛らわすために、毎晩、酒を飲む。
しかも、つまみなしで。
そして、翌朝早く、仕事を終え、ゴルフ場に通う。
これじゃ、体に良いわけありませんね!
ーーー身近な人が、ゴルフで亡くなられた事実ーーー
ラウンドすれば、少なくとも7~10キロは歩くため、
日ごろの運動不足解消には、ピッタリだと考え、
深酒をした翌日でも、二日酔いの状態でラウンドしていた
自分が怖くなりました。
そのことがあり、うちにに練習に来られるお客様にその話をしていると
なんと、そのお客様のお仲間でも、なくなられた方がいるときかされました。
ゴルフは運動量は少なく、健康管理には最適なスポーツだと
何も考えず、妄信していた自分が恥ずかしくなりました。
それからは、練習場の各所に「水分はこまめに補給しましょう」
「ビールは水分補給にはなりません。ビールより○○飲みましょう」 などなど、
色々な文言のポスターを張り出して注意を呼び掛けています。
その成果もあるのでしょうが、近ごろはゴルフ場での健康トラブルの
話は聞くことが少なくなりました。
私の周りで、狂がつくほどのゴルファーにも、少しでも、体調が悪ければ
ラウンドを中止するようにアドバイスをしています。
中高年者は何かしら、体の不具合を抱えています。
やめることも勇気!1 特に暑い夏のゴルフは。
皆さん、くれぐれもお体ご自愛され、ゴルフt