オリンピックが終わっちゃいました。
2週間の間、世界のアスリートのパフォーマンスを
タダで見れるわけですから、情報配信技術の進展に
感謝です。
(もちろん、TV局さんもです)
今回のリオでもそうですが、日本選手の活躍が期待される
種目が少なくなってくると、世界のアスリートに目が行きます。
日本では、あまり人気がない、陸上競技(特に投てきや中長距離種目)などです。
特に中距離種目の800mや1500mは、日本選手は参加資格がなく、出場していませんが
十分に楽しむことができますね。
女子800mでは、南アフリカのキャスター・セメンヤ選手が優勝しました。
彼女の優勝が話題になったのは、彼女は「第3の性」を持つ両性具有者だったからです。
2009年の世界選手権800mで優勝した時に、筋肉や声など、まるで男のようだと
話題になり、その後、両性具有であることが判明しましたが、国際大会への出場を
拒否されたり、いろいろ物議をかもした選手でした。
その彼女が第3の性を持つ選手の出場が認められ、リオで優勝を飾ったわけですから、
同じように性の問題に悩んでいるアスリートにとっては、喜ばしい出来事だったと
思います。
日ごろ、我々が知らない問題などがあからさまにされるのも、オリンピックの
意義であるように感じています。
鈴木大地スポーツ庁長官が、従来からメダルが期待される種目を
「御4家」と言われていましたが、今回は、カヌーや競歩、バトミントンや卓球
など、今まで、マイナースポーツとしてとらえられた種目が、一躍脚光を
浴びていたのが新鮮でした。
ナデシコジャパンが2011年のワールドカップで優勝して、一躍、人気スポーツに
なったときと重なります。
女子サッカーはその後も継続して活躍したことから、人気種目になりましたが、
リオでは出場することができませんでした。
澤選手の引退などが重なり、今は世代交代の過渡期になっています。
今回、リオで活躍して選手たちの中でも、東京では年齢的に活躍が厳しい選手も
たくさんおられます。
リオでの活躍を見た、若い選手たちが、次は自分の番だと奮起してくれることを
期待しています。
リオオリンピック有難う!
選手の皆さん、お疲れ様でした、そして有難う
リオオリンピックが閉幕。 東京に期待!
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